書類も全て提出して、本日無事に実習が終わりました。
やれやれ ほっと一息です。
さて、実習も終わったことですし 今回行かせていただいた
施設について学生の目線から感じたこと 学んだことを書いていこうと思います。
介護老人保健施設
今回、行かせていただいた施設です。
介護老人保健施設 長いですよね
なので、 老健(ろうけん)と略されて呼ばれることが多いです。
高齢者が通っていたり、暮らしていたりする施設や住居の種類は沢山ありますが
今回はその中の 老健 のことを書いていきたいと思います。
まずは
- 老健の特徴は、在宅復帰を目指す施設であるということ
- 医師、看護師、リハビリ職、栄養職、介護職 等 様々な方が 専門職からの目線で支援してくださること
- 専門職が揃っているので、医療的なケアが手厚いこと
- 基本的には3ヶ月で在宅復帰を目指す施設だが、現在は看取り(施設でお亡くなりになる)をやっているところもあるということ
実習で2箇所の老健に行かせていただきましたが
2箇所とも、専門職が(医師、看護師、リハビリ、栄養、介護職、ケアマネージャー)各々の知識を活かして
お一人、お一人、入所されている方の
課題(問題となるところ)
生活の質の向上(QOL Quality of life(クオリティ オブ ライフ)の向上)
現在、できている動作の継続、(例、ベットから一人で降りられる)
会議をし、専門職の知識を総動員して、支援をしていらっしゃいました。
例えば、食事の摂取量が減ってきた
それは食事の形態で飲み込めないのか 食事が大きいのか 固いのか 好みか → 栄養科
飲み込み、ゴックンがしにくくなってきているのか → 医師 看護 リハビリ
便秘でお腹が張っているのか → 医師 看護 介護(介護はトイレの回数を確認しています)
日々の生活のリズムの乱れや、運動量の低下でなのか → 介護 看護
器から、お箸で口まで運ぶのが難しくなったのか
それともお箸が使えないようになってきているのか
どこに、支障をしたして、食事量が減ってきているのかを
観察し、情報を共有して、探っていきます。
だから、こまめにご利用者様(おじいちゃん おばあちゃん)のいるお部屋に来て
各職種で、様子を観察しておられました。
ちょっと気になるなと思う点は、すぐ集まって話しておられ 改善するために
どのように支援方法を変えるか、継続で様子を見るのか 相談している姿をよく見かけました。

ご利用者様は本当に優しくて やっぱり学生で行っているから
職員さんによっては当たりが強かったり 無視されたりするんですけど
そんな時は、そうっと、側に行くと笑顔で受け入れてくれて
それで実習を乗り越えられました。
…男性ご利用者様は、何故、耳毛が溢れているんでしょうか
年齢を重ねると濃くなるのかしら。
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